2002/1/1tue

 一年の計は元旦にあり・・・
 とはいえ、朝まで遊びほうけていたわたくしは、昼過ぎまで寝ていたのであります。
 その後も、本読んでオヤツ食べてお昼寝して・・と、怠けモノ全開の元旦。めんどくさくてテレビも観ない。
 ちょいと居住まいを正して、お雑煮など食べてはみましたが、それだけ。俗に言う寝正月ですね。
 読もうと思って積んでおいた本、一気に3冊消化しましたよ。
 なかでもすごいのが
『30独身女、どうよ!?』という、ね、タイトルからしてすごいでしょ。
 内容、想像できます?なんとなく想像がつくなあ、って人は、読んでみるとよいかも。
 笑わせていただきました。おもしろいっ。とにかく笑える。岡田斗司夫、恐るべし。
 ひらたく言えば、いい年に
なって結婚どうすんの?子供どうすんの?恋愛どうすんの?って本なんですよね。
 「30独身女」とは、30代の独身女性ではなく、そういう事でいろいろ迷ってる女性すべてを総称してる。
 テーマ的には、20代後半〜30代前半くらいがメインになるみたいですね。
 実用書かな啓蒙書かな、人生相談かな、ジャンルはよくわかりませんが。
 テーマはめちゃめちゃシビアだし、内容にはうなずける部分が多くて説得力もある、
 だけど表紙も本文もポップでお気楽で、そういう姿勢が好きっ。
 自分がすっかり「30独身女」の範疇にはいってる自覚があるからこそ、この本を読もうと思ったワケですが、
 読みつつ思ったのは、読んだからどうってことないんですよね。いえ、本をけなしてるワケじゃないんです。
 言葉にしないまでもなんとなく思っていたこと、その正体が暴かれて、解説されてて、気分爽快。
 目からウロコが落ちました〜〜って、そんなのないけど、いろんな事をきっぱり言い切ってるとこ、いいよ。
 そうそう、そうなのよね〜!やっぱりそうだったのね〜!と、ますます強気になれます。
 でも、それでいいんでしょ、たぶん。
 この手の本って、自分の考え方が間違ってないのを確認するために読むような部分、あるもんね。
 世の中、生き方のマニュアル本が大流行で、書店にもたくさん並び、コーナーまであるけれど、
 他人に考え方を教えてもらおうという姿勢で読むようなものではなかろうと、わたしは思う。
 考えて考えていきつく結論、それだけ他人に教えてもらったって自分のモノにはならないでしょう。
 実際の役に立つ、立たない、というのもちょっと違うよなあ、と思う。
 書物に影響受けました、って、10代ならともかく、大人になってからの台詞じゃないってば。
 自分と違う考え方を知るのも悪くはないけど、それで今までの価値観が揺らぐんだったら、やめといた方がいい。
 確乎たる価値観なしに、他人に依存するようなまねは辞めましょう。大人なんだったら。
 まだ子供な人は、どんどん読めばいい。マニュアル本じゃなくて、普通の小説。なんでもいいけど、たくさん。
 実体験するほど時間の余裕はないでしょうから、本で疑似体験して、知る。そして考える。
 脳味噌つかわなきゃ退化するぞお。頭使って楽しまなきゃ損だよお。
 さてところで、こんな勝手な↑言いぐさを「もっともだ」などと思っている方、
 
もしいらしたら、ヤバイです。洗脳されてるかもよ。ご注意ください。


2002/1/2wed
 お正月だから華やかに・・『ムーランルージュ』を観てきました。
 19世紀末、パリ・モンマルトル、ボヘミアン、ムーランルージュ、デカダンス、とキーワードを並べてみれば、
 興味がかき立てられずにはいられないのですが、なんとなく観にいきそびれてました。

 だってね、監督があの『ロミオ+ジュリエット』の方なんだもん。
 『ロミオ+ジュリエット』ご覧になりました?
 ディカプリオがキレイでした、衣装も映像も凝ってました、でも、やっぱりシェイクスピアには勝てなかった。
 斬新というよりも奇を衒っただけ、なんかわけわかんな〜い、まとまりのない映画だったでしょ。
 またああいう事になっているのではないかと、だったら観ても仕方ないしなあ・・と。
 (シェイクスピア映画だったら、アンソニー・ポプキンス主演の『タイタス』!怖いけど限りなく美しい!)
 でも、公開からかなり時間が経って、耳にする評価が高かったので、ついに、行くことにしました。
 さて。
 ストーリーは、デュマの『椿姫』、あんな感じ。
 高級娼婦(コルティザン)と貴族と貧しい若者との三角関係。お金と愛、永遠のテーマですね。
 全てを捨てて愛を選んだあげく、ラストでヒロインが死んじゃうとこも同じ。
 こういうストーリーは歌舞伎にもあります。さして珍しい筋書きではないですね。
 そんな単純明快な悲恋ストーリーを、どう演出してくれるのか??
 総合して、画面に映るすべてが、美しく豪華絢爛、安っぽく猥雑で猥褻、悪趣味なとこが魅惑的。
 格調高い、なんて言葉はほど遠い、混沌とした世紀末デカダンの香りが満載。アンダーワールドなのね。
 お上品なラブストーリーを期待してた人、ここでまずはがっかりすること請け合い。
 そして、ミュージカルだから、やっぱり音楽。
 有名なポップスや映画音楽を大胆にアレンジしてて、ラップ・トランス・タンゴ・オペラ風、なんでもあり。
 こういうノリは大嫌いだって人も、絶対にいるだろう。昔懐かしい風のミュージカルを期待すれば裏切られる。
 映像もビデオクリップ風というかかなりの奇抜さ。それを徹頭徹尾やっちゃうとこ、いい。
 そんな中、耳慣れたフレーズが混ざり込んで、ストーリーを盛り上げてくれるのです。
 最大の盛り上がりは『ロクサーヌ』ポリスですよ〜〜うわ〜懐かしいっ。カッコいいっ。すごいっ。
 このシーンは必見です。ストーリー的にもすっごく盛り上がるしね。演出がさいこ〜だっ。
 
ヒロイン・サティーンの登場シーンで歌われる『Diamond is the girls' best friends』『Material Girl』
 わたしの大好きなマリリン・モンローとマドンナの曲ね。このシーンのこの選曲、ありがちだけどぴったりよ。
 なんだかんだで、思いっきり世界に浸って2時間たっぷり、楽しんできました。★★★★☆
 豪華なセットや衣装、個性的すぎる脇役たちにも負けず、ニコール・キッドマンはひたすら美しい。
 そして、男の嫉妬はただひたすら醜い。
 主人公には全然感情移入しませんでした。クリスチャン、反省しろ。おまえが悪い。あんな男は嫌いだ〜〜!!!


2002/1/3thu
 毎年テレビでも話題になる「福袋」ですが、買ったことありません。
 なにがはいってるのかなあ?欲しいモノばっかり入ってるって保証ないでしょ?ヘンなの入ってたらヤダなあ。
 中身がわからない、ってところが「福袋」のお楽しみなんだろうけど、ちょっと躊躇するなあ。
 そのうち1度チャレンジしてみたいとは思ってますけど。
 スポーツショップのNIKE福袋600個限定、開店前にすでに200人以上のお客さんが並んでたそうです。
 どうせ中身は選べないんだから、ゆっくり買いにいってもよさそうなのにね。すぐ売り切れちゃうのかしら。
 そのNIKE福袋は、子供用各サイズ、お値段の4倍くらいの商品がはいってるんだって。
 きっと子供たち、いつも高価なNIKEのウェアがいっぱい買えて、大満足なんだろうな。
 新学期は、カッコいいNIKEのウェアで学校行くんだね。楽しそう。
 子供の頃、お正月前には必ず、新しいお洋服を買ってもらいました。
 ワンピースとかスーツのおシャレ着、いわゆる「よそ行き」のお洋服。すっごく嬉しかったのを覚えてます。
 元旦には新しいお洋服を着て家族揃ってお節料理、というのが恒例でした。
 今は、お正月用のお洋服を買うことはなくなってしまいました。その代わりに、年明けからバーゲン。
 バーゲンといえば、女の子のお楽しみですね。
 街で出会うバーゲン帰りの女の子たちは、みんな、でっかい紙袋持ってにこにこ、嬉しそう。
 (たぶん男の子たちにもバーゲンのお楽しみはあるんだろうけど、あんまり見かけないから・・)
 河原町の人気ショップには、女の子の大行列できてました。入場制限なんだって。不思議な光景。
 並んでまで欲しいような服があるのかなあ?
 そのブランドの服だったらなんでもいいのかなあ?
 ゆっくり試着して選べないなんて、ヤダ。
 バーゲン商品ばっかり並んでるようなお店も、ヤダ。
 バーゲンだから買い物しなくちゃ、っていうのも、なんかヤダ。
 ちゃんと見極めて、いいモノ&欲しいモノだけ買うんだよ〜、雰囲気に流されないでね〜、女の子たち。
 半額だから買う、んじゃなくて、欲しいモノが半額で買えた、ってことで喜びましょう。
 同じ金額で2倍のおシャレができる、それがいいんだよね、バーゲン。
 わたしもバーゲンには出かけますけど、あんまりバーゲンに縁がないタイプみたいです。
 ほんとうに欲しいお洋服は、バーゲンが始まる前に買っちゃってるし、
 半額の商品よりも「除外品」コーナーについつい、手が伸びてしまいます。
 バーゲンと同時進行で、新作が並んでるんだもん。そっちのほうが良く見えるんだもん。
 今年も、いそいそと出かけてはみたものの、やっぱり買ってしまったのは春物。いや、すぐにでも着るけどさ。
 学校も仕事も、デートもお遊びも、新しい年の始まりは新しいお洋服。楽しいよね。


2002/1/4fri
 仕事初め。年末年始のお忙しい時にも係わらず、エレクター好きな方々の勢いに嬉しい悲鳴ですっ。
 さあて。珍しく、テレビドラマ観てます。昨日から2夜連続の『愛と青春の宝塚』
 秋の
宝塚歌劇を初体験から、とっても興味があったので。
 ドラマになっているのは第2次世界大戦当時の宝塚歌劇団です。
 戦時中ゆえ劇場を閉鎖されてしまって、戦地の慰問を続ける様子、きっとこれは事実に基づいてるんでしょうね。
 そんな時を乗り越えて、今の華やかな宝塚歌劇があるなんて・・たくさんの方々が支えてらしたんだろうな。

 宝塚歌劇っていつからあるんかな?と思って、調べてみました。
 大正3年(
1914年)宝塚少女歌劇として誕生、今年で88周年だそうです。うわ〜米寿だ。うちの祖母より年上だ。
 その前身は、大正2年にわずか16人の女の子で結成された歌唱団とのこと。
 最初から、女の子だけで「清く・正しく・美しく」の伝統は守られ続けてるってことですね。
 昔も今も宝塚歌劇団の女の子たちは、全員が宝塚音楽学校の卒業生だそうです。一切の例外なし。
 だから、タカラジェンヌになりたい人は、絶対に、宝塚音楽学校に入学しなくちゃいけないの。
 受験資格は、15〜18歳の女子。入学試験は、面接、実技は声楽&バレエ。最近はヒップホップもあったとか。
 わずか50名の定員に
競争率20〜30倍・・かなりすごいでしょ。これでもちょっと競争率減ってるとか。
 そのへんの国立大学受験より大変かも。実技って、努力しても報われない可能性あるし。これは、辛いっ。
 それでも、タカラジェンヌ目指す女の子たち、小さな頃からお稽古にお稽古を重ねて頑張ってるそうです。
 入学してからの、カリキュラムも礼儀作法も身だしなみも、その厳しさには定評がありますよね。
 普通の高校生や大学生の女の子たちみたいに、髪の毛染めてお化粧しておシャレして遊び歩いて・・はダメ。
 あくまでも「清く・正しく・美しく」がモットーで、在学中はストイックに、ひたすらレッスン&レッスン。
 お休み期間も、普通の高校よりも短いようです。日曜日以外は9時から5時までレッスン&レッスン。
 校外での観劇実習やボランティア活動などもカリキュラムのうち。
 先生方や先輩方への礼儀はきっちりと、お掃除もしっかりと、24時間息が抜けない毎日が2年間。

 宝塚音楽学校を卒業したお嬢さんは、お見合い相手に不自由しない、と言われるゆえん。
 声楽・バレエ・モダンダンス・タップダンス・日本舞踊・演劇等の実技、琴・三味線・ピアノ・茶道・狂言・・
 これらのレッスンを、予科1年・本科1年の合計2年で、みっちりしごかれるそうな。
 それも、すべて、タカラジェンヌとして歌劇の舞台へ上がるため。
 10代初めにして、自分の目標決めて、それに向かってまっしぐら・・・なかなかできないことだよね。
 だからこそ、あんなに美しく輝いてるんだろうなあ。キレイな宝塚。また観にいかなくちゃ。


2002/1/5sat
 久々に、真剣に夜遊びしてきました。
 それは、
クラブ。・・お姉さん方のいらっしゃるクラブじゃないよ、念のため。
 待ち合わせは午後11時、イヴェントは最近最も熱い
「80'sニューイヤーパーティ」
 思う存分に踊るぞ!と気合い充分、準備万端。
 クラブで踊るための準備とは・・・パンツでしょ、ノースリーブでしょ、靴もね、とにかく動きやすい服装。
 暗い空間と照明を想定して、アクセサリーは光りモノ系。ピアスは危険ゆえナシ。
 コートやバッグはロッカーに入れちゃうんだから、くしゃくしゃにしても大丈夫なもの。
 小銭も口紅もポケットに突っ込んじゃう。手ぶらが基本だもん。
 入場料を支払い、ドリンクチケットと手にスタンプを押してもらい、さて、クラブです。うわ〜〜久しぶりっ。
 (スタンプとは:ブラックライトで照らすと光るスタンプ。途中退場&再入場オッケーなのだ。)
 到着した時はまだ人もまばら。
 のんびりドリンクなど飲みつつ、おしゃべりしつつ、それでも内心は踊りたくてウズウズ。
 声をかけてきた男の子たちと仲良くなる。フレンドリーな子が多くて、それもまたクラブ独特のお楽しみだね。
 やはり「お姉さん」と呼ばれてはしまうものの、20代そこそこの男の子から声がかかる、嬉しいものです。
 こんだけ照明が暗かったら、わたしでもまだまだイケるや〜〜ん。いやいや、冷静になれ、自分。
 12時まわって、どんどん人も増えてきました。人が増えるとともに、ダンスフロアも盛り上がる。
 客層は、男の子が6割以上。80'sをリアルタイムで知ってる世代から80's生まれまで、かなりばらばら。
 「なんの仕事、してるんですか?」って雰囲気の人が多かったな。学生風でもなくサラリーマン風でもなし。
 当然ながら、80'sサウンドが好き&とにかく踊るのが好き、それはみんなに共通だよね。
 はい、では、思う存分踊ってみましょう!
 真剣に踊るのって何年ぶりかなあ?踊れるかなあ?もうついていけないかも。
 などと言ってはみたものの、いざ踊りだしたら長いブランクもま〜ったく関係なし。
 まずはフロアで踊る。そのうちに、仲良くなった男の子達にひっぱりあげてもらってお立ち台。
 いやあ、これこれっ。お立ち台、懐かしい響きじゃないですか!上で踊るのが、好きだったんだよ〜〜う。
 高い所は気分がいい、ってのもあるし、混み合ったフロアより酸素吸えるし元気が持続する。
 もうね、がんがん踊りまくりました。
 音楽は、80'sと銘打ってても、たまに70'sだったりもするんだけど、とりあえずなんでもいい、踊る。
 踊る。踊る。踊る。ひたすら踊る。たまに、休憩。そしてまた踊る。踊る。踊る。
 途中あまりの熱気と酸欠に、ノースリーブのまま外(みぞれ)へ出て冷ましてみたり。

 もうあかん、足が立たん、などと言いつつも、またフロアに戻ると、踊らなきゃ!と燃えてしまうのよね。
 まったくもって困ったお姉さんたちでした。
 結局、ラストまで遊んでて、クラブを出たら5時なのよ。外は真っ暗、みぞれ。タクシーが来ないっ。
 めちゃめちゃ踊って気分爽快。マジで、足腰ダルイです。全身疲労、って感じ。年には勝てないね。
 しかし、あの快感はやみつきになるかも・・・


2002/1/6sun
 昨夜の遊びの余韻を残しつつ、映画観てきました。
 フランス映画
『アメリ』。小さい劇場でやってるんだけど、上映が毎回満席になるという話題作です。
 主人公の名前がアメリ。田舎に住むお父さんと離れてパリに一人暮らし、カフェで働いている女の子です。
 学校へ行かず両親とだけ暮らしてきたせいで、性格は内気、そして夢想家。
 だけど、かなりのユーモアセンスと、秘めたたくましさを持ち合わせてもいます。
 笑っちゃうのが、子供の頃のアメリが、意地悪なことを言ったご近所のおじさんに復讐するシーン。
 すっごい独創性。あれやられたら辛いよな〜、と思いつつも、アメリの可愛らしさ抜群です。
 そんな女の子が、アパートの部屋で、昔そこに住んでいた男の子の宝箱を発見したところから、物語が動きます。
 これを届けてあげたら喜んでくれるかな・・と、昔の住人を捜し、宝箱を届ける。
 その届け方がまた、一風変わってて、ただものじゃないぞアメリ。
 宝箱の男の子探しの過程で出会うご近所の方々も、みんな一風変わった人ばかり。
 自分を捨てた亡き夫の思い出に生きている女性や、外出できないハンディのある素人画家、
 意地悪な野菜屋さんのおじさん、カフェのお客も従業員もちょっとヘン。いや、すご〜くヘン。
 そして、駅で出会った男の子が気になりだしたアメリ。これって恋?
 でも、アメリは普通の女の子じゃないから、ハッピーエンドまでの道のりは不可思議な展開をみせます。
 男の子の落とし物を拾って・・普通だったら、ここから出会いがあって恋に発展するんだけど・・・・
 クスクス笑いがとまらない、そんな2時間です。
 アパート、カフェ、キオスク、公園、駅・・・なにげないけれど、センスの良さはさすがにフランス。
 アメリカ映画にも、もちろん日本映画にもない、独特の雰囲気が心地よい映画です。
 大好きな人と観るのもいいけど、女の子同士で観るのがいいんじゃないかな。まさに、女の子のための映画だもん。
 すっごく可愛くて、優しいけどちょっと残酷なこともできちゃうアメリ、ちょっと変わった女の子。
 だけど、どんな女の子も、アメリに共感しちゃう部分があるんじゃないかと思うんです。
 ほわん、と、優しい気分になれます。★★★+★半分
 いちばん可愛くて大好きなエピソードは、旅に出る小人。説明できません、観て、楽しんでください。


2002/1/7mon・1/8tue・1/9wed・1/10thu
 不摂生のあげくに病。復活までしばらくお待ちください。

2002/1/11fri
 復活ぅ!!!
 「夜遊び」がたたったのでは・・と鋭いご指摘など頂戴してしまいました。ほほほ。次はもっと準備を入念に。
 今夜は、楽しみにしていた『風の谷のナウシカ』を観てます。宮崎駿アニメの中でも3番目くらいに好きな作品。
 これ、1984
年の作品なんですねえ。18年前。でも古いって感じしないなあ。
 テーマ的には共通してるけど『もののけ姫』みたいにしつこくなく、説教臭くなくて、いいんだよね。
 でも、宮崎駿アニメでいちばん好きな作品は『ルパン3世・カリオストロの城』!
 (あれを宮崎駿アニメに分類するかどうか、はさておいて)
 深いテーマもアンチテーゼもなく、単純に楽しんで観てすんなりおもしろくって、そこがいい。
 ただひたすら冒険活劇、誰にでも楽しめること間違いなし。
 ルパン3世のアニメは好きで、子供の頃は一家揃って観てました。
 でもね、それ以上に
アルセーヌ・ルパンが好きなのです。
 小学校の図書館って、アルセーヌ・ルパンシリーズ、江戸川乱歩シリーズ、シャーロック・ホームズシリーズ。
 どこの学校にも並んでませんでした?
 読みましたねえ、おバカのひとつ覚えで、アルセーヌ・ルパンシリーズ。何度も借りた6年間。
 そして江戸川乱歩のシリーズもお気に入り。シャーロック・ホームズは敬遠気味に。

 ルパンシリーズにも江戸川乱歩にも格別な思い入れがあって、大人になってからも折りにふれ、読み返してます。
 大人向けで読むとね、ますますおもしろいんです。
 江戸川乱歩はちょっとゲテモノ趣味で、まあ好きずきだろうけど、ルパンは間違いなく楽しめることうけあい。
 アルセーヌ・ルパンシリーズの原作者:モーリス・ルブランは、1900年代初頭のフランスの作家で、
 ルパンという国民的ヒーローを生み出した功績でレジオン・ドヌール勲章を受章しました。
 もともと、心理的描写を主体にした小説を目指していたらしく、ルパンという人気主人公を生み出してなお
 本来描きたかった作品とのギャップに苦しんだ人ではあったらしい。
 でも、そういう人だったからこそ、ルパンシリーズの良さがあるのかもしれないと思います。
 時代背景の分かり難さがあるものの、複雑怪奇なストーリーと魅惑的な人物造形、今も色褪せない卓抜さ。

 アニメ『カリオストロの城』のストーリーのモチーフはルブランの『緑の目の令嬢』やな、と思うのですが、
 黒岩涙香という説も昔聞いたことがあり、そちらも読んではみました。でもやっぱりルブランだと思う。
 タイトルに惹かれて読んだ『カリオストロ伯爵夫人』、これはまさに、大人が読んでおもしろいルパン作品です。
 これは子供向けシリーズにはなかった作品だと思うので、きっと読んだことのない人が多いのでは?
 ロマンティシズムとヒロイズム、このバランスが絶妙なの。ぜ〜ったい、子供にはわからない世界なのよ。
 いわゆる怪盗紳士・ルパン、という固定したイメージでは語れないアルセーヌ・ルパンの世界。
 純粋な恋があり、大人の恋があり、裏切られ、追い求める・・・なんか恋愛小説の説明みたいでしょ。
 でも、きちんとルパンなの。アルセーヌ・ルパンシリーズの中で、いちばんのお気に入り作品です。
 アルセーヌ・ルパンのシリーズ全体を通して、
 現代の本格推理小説をご愛読の諸氏にはトリックのひねりなど物足りないかもしれませんが、
 謎解きトリックと設定の奇抜さだけが推理小説の楽しみじゃないよ〜ん、と、思うならば、お勧めっ。
 童心に返ってルパン、でも、大人にしか楽しめないルパンの世界、どうですか。


2002/1/12sat
 連休だ・連休だ・わ〜〜い(^O^)v でも病み上がりゆえ自重。
 好きで好きでたまらない「声」があるんですよ。
 声のトーンとか、口調とか、間が、なんともいえず好きなのよ。うっとり・・・。

 アニメの声優さんで、ご本人がどういう方かは全く知らないけれど、とりあえず「声」が好き。
 アニメのストーリーもキャラクターも好きなんだけど、いや、それ以上に「声」が好き。
 カッコよくて、男らしくて、セクシーで、って、形容詞は思い浮かばないけど「声」はすぐ思い出せるわ。
 とりあえずなんでもいいからしゃべってちょうだい、って感じで。
 きっとニュース原稿読んでても、天気予報だとしても、その「声」だったら好きだ。
 これは、声優ファンとは違うのだ。
 アニメは、あくまでもヴァーチャルな世界のお遊びなんだけど「声」は生モノですよね。
 誰かが、演じてらっしゃるワケですよ。
 演じてらっしゃる声優さんたち、個人個人につくファンのことを声優ファンと呼ぶ(と思う)。
 しかし、わたし、声優さん個人には興味ないです。誠に失礼な言いぐさだとは重々承知。申し訳ございません。
 「声」とご本人のイメージが違ってたらヤだもん、という実に利己的な理由もありつつ。

 とりあえず、ただひたすらに「声」が好きなのっ。

 このような症状が『声フェチ』です。
 昔からこういう傾向は顕著で、顔は好きじゃないけど声は好きよ、なとどほざいて怒られたこともありました。
 小説やコミックスを読みながら、頭の中で好きな「声」を思い浮かべてる時、多いし。
 ボーカルの「声」が好きだから、音楽性関係なくファンになった歌手やバンドも多数。
 「声」が好きじゃないから好きになれない人、ってのもいたなあ。ごめん。
 とりあえず、好きな「声」は好きっ!ただ、それだけ。
 明日は彼の「声」が聴けるかな〜♪うふふふ。


2002/1/13sun
 天気も良いので映画へ行ってきました。
 コスチュームプレイ、猟奇犯罪、摩訶不思議な犯人探し・・・好きな映画のパターンそのまんま。わお。
 上記3点にあてはまる映画が、なぜか今、続けて公開されるのね。『フロムヘル』『ジェヴォーダンの獣』と。
 そして、今日観てきたのは
『ヴィドック』です。
 ヴィドックとは実在した人物で・・フランスでは3人にひとりが観たという観客動員数で・・
 などというウンチクはさておいて。
 映像すごかった。リアリティ無視、スピード感とインパクト重視、しかもエグ味なく美しいのだ。
 猟奇的なものを、リアルな画面で、はいどうぞ、という時代はもう過ぎ去ったのでしょうか。
 一時期流行したスプラッタムービーになりがちな素材が、こうまでおシャレになるとは・・・
 全体的に、シュールレアリスムの絵画にありそうな構図や色彩感覚で、頭がぼ〜っとしてきます。
 ゆったり展開するシーンもあり、でももの凄いスピード感と緊迫感のシーンもあり。緩急自在。
 翻るマントの襞、流れる雲、そんなひとつひとつまでの動きが、とても計算され尽くした美しさで魅了してきます。
 なんかのCMで観たな〜こんなシーン、などと思いつつも、だんだんハマってゆく・・・
 映像がキレイすぎて、怖いとか気持ち悪いとか、そういう思いすらもう湧いてきません。
 幻覚?現実?現在?過去?
 細かいカットを連続して繋いでるシーンが多いんだけど、
 一見無関係に思える回想シーンとか、
ついつい、一生懸命観ちゃうじゃないですか。
 登場人物のなにげない仕草がみょ〜に気にかかったり。ほら、ハリウッド映画に洗脳されてるからさ。

 思わせぶりなシーンが山盛り、匂わせつつ、深読みさせつつ、勢い失わずが〜っとラストまで引っ張ってく。
 それなのに。
 ネタばらしみたいで申し訳ないんですけど、な〜んだ、ふうん、やっぱりそうか。←終わった瞬間の感想。
 とりたてて、意外性のあるストーリーではございませんでした。失礼、今からご覧になる方々よ。
 でもね、全然「おもしろくない」とは感じなかった、それって、やっぱりあの映像のパワー。

 この映画の監督さん、CFやミュージックビデオクリップの特殊効果をやってらした方なんですって。
 なるほどね。とても長い長いイメージビデオを観ていたような、そんな気分になりましたもん。
 幻惑されたい方、シュールな気分に浸りたい方、ご堪能ください。★★★+★半分


2002/1/14mon
 成人の日。成人となったみなさまおめでとうございます。
 無事育て上げたお父さんお母さん方、お疲れさまでした。でも、まだまだずっとお世話してあげてくださいね。
 ニュースで成人式の模様を観ながら、自分の成人式を思い出す・・・・
 いや、実は、成人式に出席してないんです。実家でお正月に着物写真撮影しただけで終了。
 学生だったこともあり「大人になった」という感慨もなく、お祝いにお小遣いもらってへらへらしてました。
 だいたい、お仕着せの「成人式典」に、なんの意味がある?
 ただの、晴れ着で集合した同窓会よね。しかも、晴れ着も着付けもヘアメイクも親の出費。七五三の延長か。
 キレイな恰好してお小遣いもらって友達と遊びに行って・・・それだけだよね。
 なのに、行政や自治体は、一生懸命準備して、お世話して、警備して、なんか頑張ってるんだよね。
 サービスでお祝いしてあげてるんだね? そういう祝典って、成人式だけですよねえ。
 なんで、お祝いしてあげなきゃ、って思うのかな?
 新成人と呼びながら、ただ甘やかしてるだけ?だってさ、大人には、なんにもお膳立てしてあげなくていいハズ。

 生まれてから20年そのまま生きてくれば、誰だって20歳になるんですよ。
 20歳で選挙権もらえたからなんだってゆーんでしょう。行使しなければ意味はなし。

 タバコもお酒も、事実上、高校卒業したらおっけー、という風潮だし。
 中には、20歳越えたら「少年A」じゃなくなるぞ〜、と、実践してらっしゃる方々もいらっしゃるけれども。

 大人へのイニシエーションとしての意味合いで考えれば、「卒業」「就職」の方が上ではなかろうか。
 いや、ひょっとしたら「結婚」「出産」なのかもしれないね。
 それは、16歳だったり18歳だったり、22歳だったり、もっと後だったり、人それぞれに訪れる転機。
 20歳だから大人、って一括りにするのはなんだかね〜、理解できない。
 他に目安がないから、とりあえずそこで区切ってみたってだけかしら。
 実際、20歳から何年も経ってしまった現在、自分で自分に思うのは「まだ大人になりきってない」と。
 大人のフリが上手にできるようになってきただけ、なのよね。
 自分自身でなんでもやってま〜す、というような顔をして、でも、やっぱりどこかで甘えてんの。
 仕方ないね、治りませんね。

 ぶっちゃけた話、きっと誰だって、ご両親健在な間はいつまでだって「息子」「娘」のまんまでしょ。
 成人式典が大々的に行われてるような日本中、年齢関係なくお子ちゃまだらけの国なんだろう。残念ですが。


2002/1/15tue
 最近話題のワークシェアリングとはなんぞや?
 ワークをシェアして、一人あたりの労働時間減らして、ついでに給与も減らせって、なんだよ。
 完全失業率を減らせばそれでいい、とゆー短絡的な考え方はどうにかならんのか。
 終身雇用も年功序列も破綻した世の中で、勝ち残るにはもはや実力と運だけ!いま残業してでも仕事取る!
 そう思って頑張ってる人たちをなんと心得えておるのだ、ふざけんな。
 ねえ、そう思いません?
 リストラや倒産で、再就職に困ってらっしゃる中高年の方々、ほんとうに多いのかもしれませんが、
 あのさ〜、バブル時代にのほほ〜んと楽ちん生活、してませんでした、あなた方?
 一流企業に就職したからには、毎年当たり前のように給料が上がっていくものだと、そう思ってませんでした?
 過去を基準にして将来設計してらしたの?時代の変遷も考慮にいれずに?見通し甘かったですね。

 今の若者が就職しないからってなによ。正社員として会社勤めするメリットも魅力もないんだもん、当然やん。
 一人暮らしカツカツのお給料しかもらえない正社員で苦労するくらいだったら、
 家族と同じ家に住んで、フリーターでお気楽生活してるほうがなんぼかマシよん。
 もう『アリとキリギリス』の寓話も通用しないのだ。
 社会保険も国民健康保険も負担額一緒になるんだったら、失業者認定で保険料免除がいちばんお得。
 うまいことやってれば、所得税も市民税も払わなくて済む。(いわゆる脱税だ)
 公的には「失業者」だけど、実はしっかりアルバイトで稼いでいる子たち、わたしはたくさん知ってます。
 彼らは、彼ら自身の意志でそうしてる。少なくとも、わたしの周りの子はそう。
 たくさんお金は持っていなくても、将来のこと考えてたまに不安になってみたりしてても、

 お酒飲んで会社の愚痴ばっかのおじさん達に比べれば、ずっとイキイキ楽しく日々を過ごしてます。
 ムリヤリ就職したって、それが将来安泰への第一歩でもなんでもないってこと、彼らはよく判ってる。
 一方、使えない上司や同僚のぶんまで仕事して、ふらふらになってる社会人の方も、たくさん知ってます。
 能力分の評価が得られない、だけど仕事に妥協はできない、葛藤しながら孤立無援で戦ってる。
 ムリを重ねてやっているから、能力ゆえに自滅してゆく可能性を常に孕んでいる、彼ら。
 なのに、客観的にみて、あんなヤツはリストラすりゃ〜いいのに、と思うような人が守られていたりする。
 なんだかね、不均衡極まりないですね。
 いったい、この先どうなるの。
 不勉強さらけだして、的を得てないことばかり書き散らしてみましたが、とりあえず我を憂う・・


2002/1/16wed
 ユニクロ最高っ!と、ちょっと大きい声で叫んでみたくなり・・・
 月曜日の話ですが『SMAP×SMAP』をご覧になった方、多かったでしょ。
 8月24日、例の事件以来の稲垣吾郎復帰、う〜んさすがに視聴率34.2%、すごいなあ。
 昨年新曲リリースは1曲だけ、アルバムリリースもベスト盤のみ、なのにあの人気のほどはさすがSMAP。
 ファンの皆さんにとっての一大イヴェントとして盛大に祝いたかったんですね、
 すごくショーアップされた番組構成だったと思います。泣かせるねえ、う〜ん。
 しか〜し、わたしにとって最大の不満はっ!
 なぜなぜ、SMAPが最初から5人だったような扱いをするのか、ってことよ。
 えっとね〜実はね〜、森且行くんのファンだったの。あ、もしかして、森くんを知らない人って多い?
 1996年5月末にSMAPを引退、その後、現在に至るまでオートレーサーとして活躍中の森くん(妻子あり)。
 彼の引退が事務所の意向に反したものだったために、
 その後、テレビでSMAPの一員としての森且行を観ることも語られることもありません。
 昔のSMAPのVTRでも、きっちりしっかり、森くんだけカット。いやあ、マメな作業やなあ。
 モメて辞めた当初ならばともかく、これほどまでに時間が経っているのに、
 5人で頑張ってるSMAPだけど以前は6人の頃もありましたよ、と、なぜ「送り出した」と言えないの?
 モーニング娘。とか、見習ったらどうでしょう。
 まるでなかった事のように、居なかった人のように扱い続ける意味、いったいそれはなに?
 ・・というようなことを、
 『SMAP×SMAP』稲垣吾郎復帰の回を観ながらずっと考えてしまいました。
 あの番組が、あまりにも、森且行引退時の『SMAP×SMAP』を思い出させたから。
 『BEST FRIEND』を、あの時は6人で歌ってたもんなあ・・・・しみじみ。あ〜なんか寂しいなあ。
 森且行くんのこと。歌もダンスもスタイルの良さも、SMAPでいちばんだった、と今でも思ってます。
 残念ながら、オートレース場のない京都では、お姿を拝見する機会もぜんぜんありません。
 でも、自分の望み通りの世界で頑張ってる、そんな彼に対する評価は確実にあると感じます。
 数年前、レーサーとしてポカリスウェットCMに出演してました。
 聞いたところでは、森くん起用にあたっては事務所からかなりキツイお達しがあったらしい。
 今後うちのタレントは一切使わせないぞ、と。しかし、断行しちゃった。いい感じです、大塚製薬。
 あのCMもカッコよかった。BGMがB'zの『さまよえる青い弾丸』でね、うん、当時の森くん彷徨ってましたね。
 今回、ユニクロ。見てませんけど、新聞に大画面のカラー広告でたらしいですね。明日、探してきます。
 ファーストリテイリングのHPでは、森くん着せ替えを楽しむこともできます。これってファンサービスかしら。
 元・SMAPゆえ起用されているのか、いやいや、レーサーとして起用してくれているのであろう。
 ちょっぴり知名度のあるレーサーとして、には違いないけれども。
 ちょっとブルーはいりかけてたところに嬉しいニュースでした。もう一度書いとこ。
ユニクロ最高っ!


2002/1/17thu
 お気に入りの北京料理のお店へでかけてきました。
 紹興酒じゃなくてワインが用意してあるから、中華料理というよりも、フレンチ・シノワズリーという感じ。
 お料理は、当然ながら、美味しい。いろいろ味わってみたけれど、今までのところ、はずれなし。
 わたしはアルコールを嗜みませんからよく判りませんが、ワインの品揃えもかなりいいそうです。
 でも、ここがお気に入りのお店になった最大の理由は、もう少し違うところにあります。
 まずは、雰囲気。
 店内は、わりと高級感のある感じ。ゆったりしたテーブル、彩度をおとした照明、控えめなBGM。
 大きな笑い声や、下品な冗談が似つかわしくない雰囲気なの。
 年齢的・精神的なお子ちゃまたちには敷居が高いかな。いえ、決して堅苦しい雰囲気でもありません。
 お客様の層は、時間をかけてお食事とおしゃべりを楽しむ余裕のある年代、とでも申せましょう。

 カップルや女性同士が多いようです。男性同士だと、より実質主義にいくんじゃないかなあ。
 そして、サービス。
 ホールスタッフの方々は、お行儀がよくて、気配りの行き届く方ばかりです。
 メニューを見たい時も、注文する時も、お皿を下げて欲しい時も、目の合図で即、確実に反応してくれます。
 いやいや、それ以上。いちいち呼ばなくても、グラスやお皿の様子はちゃんと見ていてくれる。
 手がつけられなかったお料理が残ったお皿も、タイミングを計ってきちんと下げてくれます。
 こちらからお願いしなくても「もう宜しいですか?」と声をかけてくれるのは、とても気分良いものです。
 お客様が退けたテーブルの片づけも、静かに手早くて、気に障りません。
 合図に気づいてくれないスタッフを「すみませ〜〜ん!」と大声で呼ばねばならないなんて、大っ嫌い!
 なかなか注文を取りに来ないのをイライラと待つ、こんなの最悪!最低!
 食事でもお茶でも、店員さんがきちんとしてないお店には行きません。お味がよくても、美味しく思えないから。
 厨房スタッフもステキです。
 お料理の運ばれるタイミングが実にいいの。ここのお料理は、大皿から取り分けて戴くスタイルです。
 全てのお料理に新しい取り分け用のお皿、これが嬉しい。
 カジュアルなお店だと、同じお皿にいろんなお料理を取り分けて食べるシステムが多いでしょ。
 でも、それぞれのお料理の味を大切に味わいたいと考えたならば、
 ひとつずつのお料理は別々のお皿で提供されるべき、実に当然のことだと思います。省略されがちですが。
 しかも、アラカルトでなにを注文しても、オードブルからデザートまで、きっちりと順番通り。
 順番とタイミング、これも難しいでしょうね。お客様によって食事の進行スピードは違うんだから。
 このお店、お値段はちょっとお高いめ。でも、提供される味とサービスは充分に見合ってます。
 味・雰囲気・サービス、全部あわせて美味しいお食事。美味しいお食事は幸福の原点だよね。


2002/1/18fri
 世の中は早いもので、気の早い女の子たちはそろそろバレンタインデー計画を練ってます。
 雑誌やお店や、いろんなところで急かすからね。イヴェント大好きだから、心が躍っちゃいますよ。
 初めてバレンタインチョコを贈ったのはいつですか?初めて貰ったのはいつですか?
 わたしは小学校3年生の時。
 バレンタインデーという行事があることを知って、使命感に燃えたのだ。
 学校の帰り道いつも一緒だったくせに、わざわざ公園で渡したハート型のチョコ、今でもよく覚えてます。

 サッカー部で、茶色いサラサラの髪の毛で、ちょっとやんちゃで、とても人気があった男の子でした。
 ホワイトデーになると、お母さんと一緒に焼いたクッキーを女の子たちにお返ししてた律儀な子。
 6年生まで毎年、チョコを渡してました。好きだったなあ、アイドルだったもん。
 小学校を卒業したとたんに転校しちゃって、その後逢うことはありません。
 ドラマや少女漫画みたいな展開でしょ。美しい初恋の思い出、というヤツ、完璧じゃん。

 高校生になってやっと、本格的な「愛の告白」などもやりました。
 その当時から性格は変わらず、良く言えば積極的、より正確に表せば短気で衝動的。
 それゆえ、一度も会話したことない先輩に、いきなりラブレターを書いて渡したんですよ。
 「つきあってください」「いや、それはムリ」 当然だな(^^ゞ

 全然知らない人に交際申し込まれて、承諾できるワケないじゃん、ねえ。
 デートしてください、くらいから始めればよかったのに、考えが及ばなかったんですねえ。
 しかも、ラブレターに書いた相手の名前は間違っていたという、おマヌケぶり。
 幸いにして、その後、最初はお友達から・・って感じでおつき合いに発展してはいったのですが。
 チョコを手作りして、マフラーやセーター編んだりして、デートはおシャレして、頑張ってたわたし。
 振り返ると、おバカで可愛かったな〜、と思います。今だったらもっと巧妙にできるのに。
 バレンタインデーって、ほんと、楽しい思い出がいっぱいです。

 今現在は、お中元お歳暮と並ぶ社交行事になりつつありますが、それでも、楽しいバレンタインデー。
 さて、本年の首尾はいかがなりますことか。報告はいずれ。


2002/1/19sat
 大好きな作家・森博嗣先生の新作を一気読み。
 『捩れ屋敷の利鈍』というタイトルのこの本、ちょっと変わった作りになってます。
 講談社ノベルス20周年記念特別書き下ろし作品、表紙を開くと、本文ページが全部まとめて袋とじ。
 昔、推理小説の謎解き部分が袋とじになった文庫本があったなあ、なんて本だったかな、読んでないけど。
 途中まで読んでおもしろくなかったら袋とじのまま返品してください返金します、というコンセプトだったハズ。

 しかし、この本は、1ページも、中身が読めない装丁になってます。なんでだろう、不思議ね。
 さて、読了。
 ジャンルとしてはミステリ、デビュー当時は「理系ミステリ」と評されてた森先生ですが、
 ストーリーよりもなによりも、この人の書く文章がとても好きなのです。
 デビュー作の『すべてがFになる』を読んだ時は、とても衝撃的でした。ああ、こんな小説もあるのか、と。
 コンピュータ好きな人、ミステリ好きな人、ぜひぜひこれ↑読んでみてください。すごいんだよ。
 中には、ミステリ読みとして、これはちょっといただけないな〜って作品もございますが、
 いやいや、それはもうどうでもいい、文章がステキだからおっけーにしちゃう。
 言葉選びが的確・明晰で、機転が利いていて、たまにペシミスティックで、かなりロマンティック。

 作品が増えるたびに、ロマンティシズム度が増しているような気がするなあ。
 文章と作品世界の魅力に惹かれているのです。
 読み終わって、美しい小説を読んだなあ・・と思えるミステリ、ほかにはありませんもの。
 豊富な知識と繊細な感性を分け与えてもらえたような、そんな気分になっちゃいます。
 HPへおじゃまして日記を読むのもとても楽しみでした。理知的で個性的で、辛口の言葉が快感。
 読めば読むほど、小説のファンというより、森先生個人のファンになってしまいます。
 本になって書店にならんでますから、興味のある方はお手にとってご覧になるとよいのではないかしら。
 あれこれと、刺激と影響を受けてます。まずは、知性と教養を磨かねばならん・・・


2002/1/20sun
 切り裂きジャックファンにはお待ちかねの映画『フロム・ヘル』 はい、待ってました。
 しかし、映画館は先週の『ヴィドック』より空いてたのよね。不思議。わたし的にはこっちが本命なのになあ。
 超有名な猟奇殺人事件をモチーフに、あくまでも史実をベースに作られたフィクション映画。
 19世紀末ロンドン、スプラッタな連続殺人事件。当時大いに世間を騒がせ、現在に至るまで真犯人が不明、
 ゆえに、和洋問わず数多くの研究書や小説の題材に取り上げられてます。
 もちろん、映画の中では、切り裂きジャックの正体を暴いて事件が結末を迎えるのだけど・・・
 建物や衣装の細部にこだわってるのは当然ながら、
 切り裂きジャックの犠牲者たちについても、スコットランド・ヤードの実際資料を元に再現したのだとか。
 死体が捨てられた場所、死体の状況、けっこうエグい損傷具体まで・・コダワリまくり。
 R-15指定になっちゃったのも仕方ないね。画面では一瞬なんだけど、かなりキツい作り込みがされてましたもん。
 でね、期待通りに、ジョニー・デップがいい味だしてましたよ。
 彼は、人気があるの?ないの?演技力があるの?ないの?映画俳優の中での位置づけ、わかんないのよね。
 どんな役を演じていても、カルトな存在感とエキセントリックな印象はいつも変わりません。
 常に変わらぬクールな美貌、とゆーか、無表情。
 いつも眉間に皺寄せてるような、イっちゃってるような目つきが、危なげで魅惑的。
 カッコよく決めた姿もよいけど、ボロボロのヨレヨレのだらしない姿こそ色っぽくて好きだなあ。
 どんなに汚い格好してても、絶対に、下品にならないんだもん。顔立ちゆえ、でしょうか。
 昨年かな、クリスティーナ・リッチと共演した『スリーピー・ホロウ』すっごくよかったですよね。
 ふたりともキレイで無表情で、ブラックな諧謔にあふれてて、異様な雰囲気を醸し出してて・・・
 実にティム・バートン監督らしい映画でした。それも、あのキャスティングがあったればこそ、だろう。
 あの映画でも「警部」だったけど、今回も「警部」です。
 実在した切り裂きジャック事件の捜査担当・アバーライン警部を演じてます。

 しかし、ただの優秀な警部ではありません。ちょっと、いや、かなりヘンな人。
 事件の犯行を幻覚でみるという怪しさが・・。(『ツイン・ピークス』のクーパー捜査官を思いだした(^^ゞ
 もともとああいう役柄だったのか、ジョニー・デップが演じるからああなったのか?
 捜査に恋に、いちおう熱血してる部分もありながら、厭世的な雰囲気も漂ってて、
冷めた感じがカッコいい。
 ラストはね〜どうにもねえ、まあ仕方ないか、と思ったけれども。
 この映画がだした事件の結末、気に入るか気に入らないかは人それぞれ。
 事件の概要をあらかじめ知っていないとわかりにくい描写も、一部にはあったのではないかと思われます。
 けっして、驚かせて怖がらせる映画ではありません。ホラーではない。推理モノでもない。なんだろう。
 だけど、映画全編を彩るダークなうえにダークな雰囲気、味わうべし。★★★★☆


2002/1/21mon
 ドレスコードは難しい。特に、冠婚葬祭の冠婚系。
 男性はわりと簡単ですよね。
 モーニングや燕尾服はすごく特種な場面だけだし、ダークスーツで大丈夫な場面がほとんどでしょ。
 平服でお越しください、の意味がわかんない場合でも、スーツだったらまずおっけー。
 それに比べて、女性はかなり難しい。
 着物、よさそうな感じだけど、季節や立場に合ったものでなければ大失敗になってしまいます。
 着慣れていない着物、汚さないように着崩れないように、気をつかって疲れるだけ。
 だから、どうしてもドレスやスーツになってしまいます。
 昨年のことですが、結婚披露宴や祝賀式典へ出席する機会がありました。
 女性ならば、招待をうけて、まず考えるのが「なに着ていこう?」でしょ。
 チャンスがあれば着飾りたい、と思う性格なので、当然ながら張り切ってめかし込んでまいりました。
 さんざん探してみつけた真っ赤なミディ丈ドレスにアクセサリー、美容院へいってセットして。
 ところがね。
 同じお席についた女性たち、かつてない衝撃を受けました。20代後半から30代の方だったのですが、
 まるっきりビジネススーツ。長い髪の毛はだらりと下ろしたまま。派手なアクセサリーもコサージュもなし。
 レースもリボンもな〜んもなし。ただ、黒いパンツスーツ。黒いワンピース。メイクも地味。
 会社帰りに立ち寄ったんですか?と思わず尋ねてみたくなるような、スタイル。そんな女性が3人も。
 あんたら、今日の結婚式、なめてんのか!?
 まるっきり常識がない。祝賀の場、それに相応しい盛装をすべきではないのか。
 しかも、レストランウエディングなんかじゃないのよ、一流ホテルでの披露宴なんですよ。
 世の中ラフになったとはいえ、依然としてドレスコードは存在すると思うのです。
 特別に誂えたパーティドレスを着ろ、とは言いません。ただ、普段にも着れる服を着ないで、と言いたい。
 新しいドレスやスーツを買うのは経済的に難しくても、華やかなコサージュを買うことくらいはできるでしょ。
 本格的なパーティ用ジュエリーはムリでも、ラインストーンのアクセサリーだったら買えるはず。
 鮮やかな色のものを着るとか、アップヘアに生花を飾るとか、ラメやパールを使ったメイクをするとか、
 ちょっとした工夫で、非日常の華やかさを演出できると思うのです。
 自分をキレイにみせるため、じゃないのよ。お祝いの気持ちを全身で表現するためなのよ。
 お祝いされる人の立場に立って考えてみてください。
 花嫁も花婿もご親族のみなさまも、時間とお金をかけて、細部に渡って選び抜いて、結婚式の準備をしたのよ。
 それに対して招待客が手抜き、あまりにも失礼じゃないですか。

 ビジネスの場に相応しいオフィシャルスタイルと、お祝いの席に相応しいフォーマルスタイル、
 区別がつけられなかったんでしょうか。社会人として、大人の女性として、失格な方たち。なんて気の毒な。
 あれがわたし自身の結婚式だったら「帰って着替えて出直して」って言う。言ってやる。

 ドレスコード無視して、周りを不愉快にさせる人がいる、というお話でした。


2002/1/22tue
 どちらかというとテレビっ子ではありませんが、毎週欠かさず観るテレビ番組があります。
 それは『仮面ライダーアギト』。昔から続いてる仮面ライダーのシリーズです。
 おもしろいんですよ。ふふふ。メルマガまで購読してます。ふふふ。
 子供の頃、お兄ちゃんがいたワケでもないのに、ウルトラマンや仮面ライダーばっかり観てた記憶があります。
 変身ベルトをつけて変身ポーズを決めた証拠写真が残っているのさ。
 バイクに乗って、悪事をはたらく怪人たちを倒す、カッコいい正義の味方。それが仮面ライダー。
 だけど、『アギト』は、昔の仮面ライダーのイメージとは全然違うんです。
 勧善懲悪、という観念はもう廃れてしまって、敵にもそれなりの理念がある、というのが今の主流ですよね。
 それは、今というより『ガンダム』くらいからずっと続いてる流れなんだと思います。
 子供向けの絵本でも、悪を滅ぼすというテーマは忌避される傾向にあり、
 『ポケモン』みたいに、ライバルであっても敵ではない、戦っても後に残るキズがついたり死んだりはしない、
 そういうものが歓迎されているようです。

 『アギト』では、もちろん敵となるキャラクターは登場します。社会に害をなすから、戦って倒します。
 しかし、メインストーリーは、そこにはない。登場した敵を倒して終わり、の一話完結型でもない。
 1クール3ヶ月で終了のゴールデンタイムドラマより、登場人物もストーリーも遙かに複雑です。
 放映期間1年を通して、いくつも錯綜した謎の謎解きが展開していくのです。
 小さい子供たちが観ているのは外見のカッコよさだけ。ストーリーを理解できるとは到底思えません。
 「仮面ライダー」という既製のブランドを借りているけれど、実は大人向けの連続ドラマでしょう。
 ビジュアルもとてもキレイ。特撮技術の進歩というよりも、子供向けと意識しないからこそだと思います。

 主人公が記憶喪失で正体不明、敵の正体も目的も不明、なぜ仮面ライダーに変身できるのかも不明。
 アギトは主人公だけれども、決して唯一無比のヒーローではありません。
 他にも仮面ライダーは存在し、それぞれがそれぞれの理由で戦っているからです。
 共闘するワケでもなく、競い合うワケでもなく、不思議なスタンスを保ちながら。
 しかも、後半には、アギトに対するアンチテーゼのような存在すら登場してしまう。
 そして、その全員が、戦いの場を離れると、日常生活へ戻っていく。
 登場人物がみんな、自分のアイデンティティを探し求めて足掻いている、そんなドラマだと思っています。
 もちろん、深刻なドラマじゃないんですよ。明るく楽しい雰囲気がたっぷりです。
 『仮面ライダーアギト』次週最終回。1年間は長かったけれど、長すぎるとは思えませんでした。
 ドラマにこんなにハマるのは久しぶり。このままだと、また次のシリーズも観てしまうかもしれません。
 知り合いに勧められてビデオで観た『クウガ』も愉しめました。オダギリジョー、今人気ですよね。
 こちらのほうは、もっとストレートで判りやすいかと思います。
 仮面ライダーシリーズで幼少期を過ごした世代には、この2作はとってもお勧め。ご趣味に合えば、ですが。


2002/1/23wed
 週の真ん中・水曜日。またしても夜遊びに燃えてきました〜o(^o^)o
 モチーフはクラブ80's。今月始めに行ったのと同じパーティね。今夜は女の子とがforeignerが多かった。
 思いっきり、踊り・歌い・叫び・跳ねる!
 アルコールははいってないからね、結構健全なお遊びだと思うんですよ。ふふふ。
 前回仲良くなった大学生は、明日1時限目の試験を前に「早く帰るんですよ〜」と言い続けておりました。
 しかし、きっとあの調子ではラストまで(3時かな?)遊んでいることでしょう。
 頑張れ、若人。遊びも中途半端、試験も中途半端で終わるよりは、思いっきり遊び呆けていただきましょう。
 単位落としたって、きっと、それでいいもと思う。
 今懐かしく思う学生時代の思い出って、学校の授業や勉強のことなんかじゃないんですよね。
 バイトの仲間や遊び場での楽しい時間ばっかり。きっと、それは、わたしだけじゃないと思うんだけど?
 そういう時代があってもいいじゃん、というお話。
 しかし、立派な社会人としては仕事が大事なので、今夜はいちおう2時までには帰宅いたしました。
 年齢とともに、だんだん守りに入っちゃうのよ。イヤね。
 さっさと寝るのが身のためなのに、興奮の余韻さめやらず、これを書いてます。
 コンサートなんかで大いに盛り上がった後もこんな感じですよね。肉体疲労&精神高揚。
 さらに、CDを聴きつつ余韻に浸る・・・
 おもしろいことに、クラブのチャージはたった600円なのに、お土産にCDが付いてくるんです。
 DJの人たちが作ったリミックスCD。懐かしい80'sサウンドが満載で。
 パソコンでCDが自作できるし、量産もできる現代だからこそできる楽しいアイディア。
 ひょっとしてこれ、著作権法に違反してる?
 いやいや、CDを売ってるわけじゃなくて、単なるオマケに配ってるだけだし、許されるのかな。
 ああ、ほんとうに楽しかった。来月も、行く予定。
 宿題:ヴォーギングを覚えておくこと。
      ↑ご存じですか?覚えてますか?マドンナの『ヴォーグ』のダンスですよ。いや〜懐かしいなあ。


2002/1/25fri
 初天神の日。北野天満宮の毎月25日の縁日、1月25日のものを初天神と呼ぶんですよ。
 昨日のうちから屋台の準備は始まっていて、初天神のお客さんを迎える準備は万端。
 今朝は出勤前にちょっと覗きにいってきました。
 冷え込みがキツくてみぞれが舞う早朝、まだ人影もまばらながら、すでに開店してる屋台もちらほら。
 長い参道から門を抜けて、本殿まで近づくにつれ、冬の朝の凛とした空気の中、ふわ〜っと薫る梅の香りが・・・
 蝋梅(ろうばい・黄色っぽい一重の花が咲く珍種)や寒紅梅がキレイな花を咲かせていました。
 白梅はつぼみ、間もなく開花の時期を迎えることでしょう。
 北野天満宮には梅園があり、境内と梅園あわせて約2000本の梅の木があります。
 毎年2月初旬から3月中旬まで一般公開され、週末ともなればたくさんの見物客が訪れています。
 花見といえば「桜」のイメージですが、梅の花見はかなり趣が異なります。
 桜の花見は賑やかな雰囲気を思い描きますよね。満開の八重桜なんて、圧倒される迫力でしょ。
 まさに『咲き乱れる』という表現こそ、桜の花に相応しいのではないかな。
 美しすぎて、ついつい、坂口安吾の「桜の森の満開の下」を思い浮かべてしまうほどです。
 (余談ですが、一重の桜の花がちょっと葉桜になりかけたくらいが、とても好きです。)
 ところが、梅の花だと、ほのかな薫りに包まれてひっそりと落ち着いた雰囲気が漂います。
 梅園中の樹が満開に花咲かせていても、どんなに見物客が多くても、なんだかのんびりゆったり。
 押しつけがましくなく、上品にほんわりと咲いているの梅の花。
 写生をしている美術学校の学生や趣味の絵画サークルの人たち、プロのように写真を撮る人たち、
 すぐそこは車の往来の多い今出川通りだというのに、まるで別世界です。桃源郷ならぬ梅源郷ですね。

 天神さんの梅園で入場料500円を支払うと、お茶菓子サービス券がついてきます。
 園内の売店前に赤い毛氈を敷いた床机が並べられていて、そちらで梅茶とお菓子をいただくのです。
 ごく簡単なお茶とお菓子なんだけど、ぼ〜っと花を眺め、暖かい梅茶で身体を暖めながら至福のひととき。
 梅の種類なんて知らなくても、白と紅がふわふわと空に舞っているような、その光景だけで充分。
 これが、わたしの好きな楽しみ方。ただし、人の少ない時に限ります。
 寒いけれど天気のよいまま初天神は終わり。来月25日はいよいよ梅花祭です。


2002/1/26sat
 以前の仕事の関係で、表示指定成分や食品添加物の害について知る機会がありました。
 いろいろと、あるんですよ。詳しく書かれた本など読むと、怖くなってきちゃいます。

 で、その頃に薦められたのが「石けん」。
 大手化粧品メーカが出しているようないい香りの石けんではなく、表示指定成分無添加の石けんです。
 最近はあちこちで、無添加石けんや無添加化粧品を販売してます。
 やはり、なるべくならば身体に良いものを使いたい、という意識を持ってらっしゃる方が多いんですね。
 お洗濯に無添加石けんの使用を義務づけたり、推奨してらっしゃる地域もあるんですって。
 汚れていた川が昔みたいにキレイになった、という記事を雑誌で読みました。
 わたしも、ここ5年近く、無添加石けんと無添加の基礎化粧品を使っています。
 実は、子供の頃からアトピー。物心つく前からの皮膚科通いでした。大人になっても、ず〜っと。
 生まれつきのアレルギー体質だから仕方ない、と思って諦めてたものです。
 夏場はまだ大丈夫でも、冬場になると身体中の皮膚が乾燥してかゆくてたまらないんですよね。
 がまんできなくなって、病院行って飲み薬や塗り薬もらってきて・・・が毎年のパターン。
 だけど、ある時ふと気づいたの。そういえば、今年は一度も皮膚科に行ってないぞ、と。
 やっぱり、無添加石けんに変えた効果はあったんだあ。ほんとに、マジで。
 
表示指定成分は身体に良くないんだから止めようか、じゃあ、無添加石けんでも使ってみるか〜、
 最初の頃なんて、それだけの気持ちだったんだけど。
 使うの止める理由もないから、なんとなくずっと続けていただけなんだけど。
 ついでに髪の毛も洗ってみるか〜。おまけに、洗濯石けんも使ってみるか〜、とアイテムがだんだん増加。
 今ではすっかり、頭から足先まで、お洗濯も台所仕事も、石けんで洗えるものは全部石けんで洗っちゃいます。
 旅行にも持っていきます。ホテルの備え付けのシャンプーやボディソープを使う気になれないから。
 せっかくお肌のコンディションが良くなったんだから、保ちたいもん。
 でもね、あんまり周りの人に薦めることはしてません。
 即効性のあるものだと誰もが喜んでくれるんだろうけど、使い続けてもらうのって難しいから。
 表示指定成分の害を説いたって、今使ってる化粧品やシャンプーに満足してる人には意味ないし。
 まあ、わたしの場合はよかったよ、ってことで。


2002/1/27sun
 最近は、ほんとうにニュースを観なくなりました。新聞も読んでません。
 世間の流れに疎いと言われようと、無感動無批判と貶されようと、そんなことどうでもいいのよ。
 なぜわざわざ時間とお金を費やして、暗いニュースを知らなくてはならないのでしょう。
 どんなに詳細な報道がなされようと、表面に浮かばない埋もれた部分にこそ事件の本質があると思ってしまう。
 一過性の扇情的なニュースだけを鵜呑みにして世を憂うフリするの、すっかり飽きちゃいました。
 それよりも、嬉しいこと・楽しいことがもっと話題に上るといいのにね。
 ERECTAstyle.をオープンしてから、WEBを通じていろいろな方との出会いが増えました。
 お買い物をしていただいて、商品を届けてお代金を頂戴して・・単純にはただそれだけの仕事なのですが、
 そんな中でも、いろいろな方のいろいろな考え方に触れさせていただく機会があります。
 きちんとお約束通りにできて当然、ビジネスとしてやる以上は。
 それでも、さまざまな部分で、ご迷惑やご心配をおかけしてしまう事があります。
 わたしがお客様の立場だったら・・・と考えて運営しているつもりなのですが、まだまだ足りませんね。
 ご指摘いただいてハッとする、そういう事が何度もありました。つい先日も、重要なご教示を戴きました。
 至らない部分を至らないままにしておいてはいけないよ、とご意見をくださるのは、お気持ちがあるからこそ。
 ほんとうに、嬉しいことです。美辞麗句ではなく、そう思います。そのお気持ちを無にはしません。
 もしかしたら、こちらに届かないだけで、ご不満をお持ちの方もいらっしゃるのかもしれません。
 インターネット上では、さまざまなトラブルが頻発していると聞きます。
 深刻な被害を受けて困ってらっしゃる方も多いのでしょう。
 幸いにして、わたしはERECTAstyle.の中でも、プライヴェートでもそのような経験は皆無です。
 インターネットのお買い物が好きでよく利用しますが、一度も嫌な思いをしたことはありません。
 ただラッキーだっただけなのかもしれませんね。でも、それが「あるべき状態」だと思っているのです。
 人間関係、日常生活の中でもささいな行き違いやトラブルは起こりますよね。
 インターネット上だからといって、結局は人間対人間、同じ事ですもの。
 お互いに顔がみえない分、ちょっとしたことで誤解をさせてしまったり、ご不快を味あわせてしまったり・・・
 ひょっとすると無自覚なうちに誰かをキズつけてしまうこともあるかもしれません。
 どうしても、ついつい自分を基準に考えてしまうし、視野も狭くなってしまうので・・・
 でも、暖かいお言葉を贈ってくださる方々がたくさんいらっしゃるから、
 これからのERECTAstyle.はもっともっと良いインターネットショップになれると思っています。
 叱咤激励、ご指導ご鞭撻、たまに甘い言葉も、どうぞよろしくお願いいたします。

 お天気が悪いのでなんとなく内省的になってしまいました。三寒四温、春はもうすぐだから。

※2003/7/20※
 もうERECTAstyleとは関係なくなっちゃったけど、この時の気持ちは忘れてません。
 いずれまたオンラインショップに関わるかどうか・・・それは判らないけれど、
 どんな立場であれ、わたしの基本姿勢は変わらないと思います。



2002/1/28mon
 人間もそうですが、本も第1印象ですね。
 ちょっといい感じの装丁の本、きっとおもしろいだろうと思ったら、予想に違わず。ご紹介します。
 『ないもの、あります』クラフト・エヴィング商會・著/筑摩書房刊。
 四六変型版、クラフト紙の薄茶色の表紙、文字と小さい犬のイラスト。シンプルです。すっきり、キレイ。
 帯の煽り文句は次のとおり。無断引用ごめんなさい。
   
よく耳にはするけれど一度として見たことのないものたち、あります。
   堪忍袋の緒、転ばぬ先の杖、左うちわ、舌鼓、
あります。
   巻末には、赤瀬川原平氏の書き下ろしエッセイ『とりあえずビールでいいのか』
あります。
 
ねっ、なんだかいい感じでしょ?
 本文を読むと、おやまあ、キレイな言葉遣い。そして、添えられた味のあるイラスト。
 丁寧で簡潔な文章に、ピリッと利いた辛みがなんともいえず、思わず口元が緩んできます。
 ああ、ええ感じやわ。なんかわからんけど、よろしいなあ。
 適度な刺激で脳細胞が活性化した、ような気がする。気のせいかなあ。気のせいかも。
 油断してた不意をつかれた〜っ!・・で、失笑もしくは苦笑。大笑いとはちょっと違いますね。
 じ〜んわり、舌に残ったほろ苦さを楽しんでる、そんな感じ。

 こういう、スマートで鋭角な知性は大好きです。ちょっとイケズなとこもおもしろい。
 解説するような難しい内容はありません。
 まあ、基本的な日本語知識がなくて、言葉のお遊びが理解できない人には難しいかも。
 だらだら〜っとしてたり、いらいら〜っとしてたりする時、即効性はあるでしょう。
 ま、騙されたと思って。
 そういえばアンブローズ・ピアースの『悪魔の辞典』ってありましたね。あれよりおもしろいよん。


2002/1/29tue
 マンションのポストには、実に多種多様なものが届けられます。
 ひときわ目をひくのが、ここ数年台頭してきた『デリバリーヘルス』のチラシ。
 みなさまご存知でしょうか。ご利用になってますか。
 電話で注文すると可愛い女の子が届けられるという、宅配サービスです。全国展開でしょうか。
 カラフルで女の子の写真が載ってて、情報がぎゅ〜〜っと詰まってて、A6サイズフルカラー両面印刷のチラシ。
 1日に同じチラシが何枚も届くことはありますが、同じものが何度も届くことはありません。
 常時、新作が届けられております。気に入った雰囲気のお店があったら、チラシを保管することをお勧めします。
 レイアウトもモデルもお店の名称もそれぞれ工夫を凝らし、それぞれ異なる特色・傾向が一目瞭然のデザイン。
 業界の方々のマメな努力と事業意欲をひしひしと感じさせますね。
 ぜひご覧になっていただきたいのは、珠玉のキャッチコピー。
 擬態語や擬音語を最大限に活用した、創意工夫に富んだひらめきの数々。
 たまに、ひねりが利きすぎて一瞬考えこむものもありますが、理解に至った瞬間は感動すら覚えます。

 スポーツ新聞やアダルトビデオのパッケージにも、同様のすばらしい言葉を見受けることができます。
 なぜ「現代用語の基礎知識」や「流行語大賞」にとりあげられないのでしょう。口にしないからでしょうか。
 一冊の本にまとめ上げれば、かなりおもしろい読み物になるのではないかと思うのですが。
 次に、各店舗のシステム・メニュー。ご利用前に必ず熟読してください。しかし、大同小異のようです。
 「コスプレ無料」と特記されています。おそらく、以前は有料だったのでしょう。
 「市内交通費無料」送料無料はユーザにとって嬉しいサービスですね。弊社サイトもまたいずれやりましょう。
 「チェンジ・キャンセル心配無用!!」あくまでもユーザビリティを追求しているようです。
 営業時間は朝10時〜翌朝6時とのこと。定休日は書いてありません。年中無休でしょうか不定休でしょうか。
 注文からお届けまでの所要時間はどれくらいでしょうか。配達日時指定ができるのでしょうか。
 このあたりが明確になっていないのは困りますね。注文前にあらかじめ問い合わせるのがよいかもしれません。
 気になる料金について。
 京都市内の相場は60分10,000円程度のようです。消費税別途、とは書いてありませんから内税でしょう。
 たまに別格に高い料金の店舗もあるようですが、そちらは専門職の女性を派遣しているお店です。
 こちらもそれ相応のスキルと知識が必要と思われます。ご注意ください。
 
最短40分〜最長140分の時間設定がありますが、利用時間が長くなれば1時間あたり料金がお得になります。
 残念ながら、団体割引はないようです。ご相談に応じてくださる場合もあるかもしれませんが。
 
「各種カードOK!」ですから、手元に現金がない不意の場合でも安心して利用できますね。
 ランチタイムやアーリーイブニング(17:00〜22:00)にお得なサービスを提供しているお店もあります。
 しかし、利用時間変更ができるとは書いてありません。これも、問い合わせてみたほうがよいかもしれません。

 また、どのチラシにも、裏面には募集要項が掲載されています。各店舗共通仕様、親切設計。
 給料日払い制・自由出勤・完全送迎付・寮完備・託児所完備・・・かなり充実した待遇。制服はありませんね。
 募集はアルバイト・パートのみ。履歴書の事前送付は不要、面接随時、しかも出張面接。親切です。
 昼の部と夜の部、当然ながら夜の部のほうがお給料が良い。コンビニと同じですね。ボーナス制度もあります。
 初心者には楽しく丁寧な指導がつくそうで、店舗によっては一日体験入店なども実施しています。
 給与は「○○円以上」と記載されておりますので、実際に手取りがおいくらになるかは定かではありません。
 しかしながら、表面の料金表とバイト料を比較してみますと、かなり忙しい厳しい仕事であろうと思われます。
 体力気力ともに自信のある方でなければ難しいでしょう。
 ちなみに、年齢制限が設けてある場合がほとんどです。もちろんながら、女性のみの募集です。
 以上、私見を交えて、チラシの検証報告をさせていただきました。
 いずれ、ぜひ、実際のご利用者のご意見をお伺いしたいものです。


2002/1/30wed
 木下大サーカスに行ってまいりました!おもしろかったっ!
 昨年の12月から梅小路公園にでっかいテントができていて、観たくて観たくてたまらず、遂に。
 姪っ子(5歳)を引き連れて、仕事休んで、意気揚々と出かけてまいりました。
 ど〜んとそびえ立つあの憧れの大テント。幕をくぐると、サーカスリンクを見下ろす仮設ベンチシート。
 (ご存知ない方は『ロザリンとライオン』などご参照ください。)
 平日の真っ昼間だというのに、観客席の3分の2は埋まってました。
 不思議だけど、子供より大人のほうが多かったのよ。子供ひとりに大人ふたり、くらいの割合でしたね。
 やっぱり、大人のみなさん、観たかったんですね。ご同類ですね、ふっふっふ。
 メニューはお馴染みお空中ブランコ・バイク曲芸・美女が登場するマジック、ピエロたちの曲芸etc。
 動物もいっぱい登場します。ライオン・虎・ヒョウ・象・キリン・らくだ・カバ・シマウマetc。
 昔、子供の頃に連れて行ってもらったサーカス、あの時の印象と変わりません。演出やBGMhは現代風だけど。
 全体的に、姪っ子よりもわたしのほうがサーカスを楽しんでいたようです。
 京劇みたいなめちゃめちゃスゴイ曲芸、やってるんですよ。でも、小さい子供ってそういうの判らないでしょ。
 天井からぶらさがったロープ、足先だけに巻き付けて空中でポーズをとる!
 普通に立っている男性の頭のうえに、頭だけで支える逆立ちをしてポーズをとる!
 あんたたちなんでそんなことできるんだ〜!?的ワザが続出でした。
 子供の頃にも観てるハズなんだけど、こういう地味めな曲芸って、まったく記憶にないの。
 姪っ子も他の子供たちも、後々に思い出すのは動物ショーや空中ブランコくらいなんでしょう、きっと。
 どの演目にしても、実際に観ると迫力ありますよう。距離的にもすっごく近いしね。
 サーカスは子供だまし?いやいや、そうではないようです。大人たちこそが真剣に観ちゃうのよ。
 そのあたりを追求してゆくと、シルク・ド・ソレイユになるんでしょうね。ああ、あれも次回こそ観なくちゃ。
 公演終了後は、2頭の象さんたちと記念写真。これには姪っ子も大喜び。
 料金がちょっとお高いように感じたけど、病気や怪我の象たちを治療する費用となるそうです。
 タイにある象の保護・繁殖施設「国立エレファント・コンサバティブセンター」に寄付するんですって。
 記念写真代で、子供もタイの象さんたちも幸せになれるのなら、値打ちあるかな。
 さて、これからサーカスにいらっしゃる人に一言。入場料に別途料金がかかりますが、正面の席で観ましょう。
 思いっきりサーカスを愉しむためには、リンクサイド席や正面の特別席。絶対、確実、おススメ!
 それはそうと、サーカスって、マイナーイメージが先行してません?
 悪い子供は攫われてサーカスに売られるぞ、と脅かされて、子供心がキズついたわたしはそう思う。
 サーカスの子供は日本中巡業して転校ばっかりして友達もできなくて・・というイメージ、ありません?
 映画や小説、お芝居でサーカスを題材に取り上げる場合も、あまりポジティブに描かれませんよね。
 チャップリンの『ライムライト』も、『天井桟敷の人々』も、すっごく哀しいサーカスの映画でしょ。
 江戸川乱歩の少年探偵団シリーズにも、悪人のピエロとか怖いサーカス団が登場しちゃうし。
 なんとな〜く、怖いところのような、観てはいけないもののような、不思議な世界、サーカス。
 だけどね。
 ふとみると、団員募集が掲示してありました。ある美術系大学には、美術スタッフの募集がきてました。
 現代のサーカスは、実にまともな株式会社なのですぞ。がんばれ世界のエンターテイナー、木下大サーカス。


2002/1/31thu
 魔がさして、買ってしまった、DVD&VTRプレイヤ。
 しばらく前からビデオデッキの調子が悪くて、でもすぐに買い換えるつもりもなかったのに。
 近所のスーパーで買いました。←(ほら、ここんとこに、衝動買いらしさが良くでてるでしょ。)
 ビデオ単体でもよかったのだけど、ほんと、なんとなく。
 とりあえず、接続作業しました。ついでにテレビ裏に隠れていたコードたちのお掃除も。
 手元にDVDソフトがありませんから、映像がキレイとか音質がいいとか、全然まだ判りません。
 とりあえず、MDもない我が家に、やっと21世紀文明がやってきました。
 しかし。わたしの中での電化製品に対する優先順位って、ほんとに低い。
 インターネットでのビジネス、という新しいシステムの中に居ながら、新製品に興味がないこの不思議。
 AV関係やコンピュータ関係って、消耗品でありながら、ある種の嗜好品的要素もありますよね。
 世の中には新製品が満ちあふれていて、より便利な機能がつき、よりリーズナブルになり・・・
 新しい製品を次々と買い換えて、新しい機能を満喫してる方ってたくさんいらっしゃるでしょ。
 それも理解はできるのだけど。

 いちおう持ってはいるけれど、必要性をあまり感じないのが携帯電話。
 新しい機種も新しい機能もどうでもよくて、通話できればいい、ただそれだけ。使用頻度もかなり少なめです。
 いっそのこと、持ってないほうがよいかも、と思うこともあります。
 コミュニケーションツールとしては便利だけれども、あまりにもイージー過ぎるんだもん。
 お互いに携帯電話を持っていると、約束ごとがどんどんアバウトになっていきますよね。
 数年前だったら「何日の何時に××で」という約束をして、時間に遅れそうならひたすら急ぐ、それが普通。
 でも今だと「たぶんあのへんにいるから」「時間ずらして」でとりあえずお互い安心しちゃう。
 いつでも連絡とれる=どうにでもなる、の感覚ですよね。
 時間にルーズなのは大嫌い。約束守らないのも大嫌い。守れない約束なら初めからしちゃダメ。
 携帯電話の便利さが、いいかげんさに拍車をかけてるような気がする。
 対人関係って、どんな相手にも、ある種の緊張感が必要だと思うのです。
 友達同士でも恋人同士でも家族でも、思いやりと気遣いのまったくない関係はベストではないはず。
 適当にその場しのぎ、というのは、決して相手を尊重したやり方ではありませんよね。
 役に立つツールは便利に使いこなして、でも、気持ちも充分に発揮しなくちゃ。
 約束の時間を楽しみに待ったり、手紙が届くのを楽しみにしたり・・・そんな感覚は忘れたくないなあ。
 相手にも忘れて欲しくはないから・・携帯電話がなければいいかな、と。